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2025年05月05日(月)
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なぜ断食は食料を必要としないのか

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なぜ断食は食料を必要としないのか

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断食の科学的分析
人間は食べ物を摂らないと、食べ物に代わるエネルギーを消費するように出来ています。食物の代わりにグリコーゲンや脂肪に蓄えられた脂肪酸、たんぱく質の組織からブドウ糖を消費します。

大体2~3日断食をすると、栄養の供給が遮断されたと体が認識し、上記の栄養を消費し始めます。科学的には栄養が残っている間人間は生き続けられます。
断食

水と塩分の補給だけで、平均体重の人間は1ヶ月の断食が可能とされます。断食が原因で死亡することはほとんどないようですが、エネルギーの不足は筋肉の痙攣を起こしやすくします。

元々体に異常があると、そのリスクが増してしまう可能性が有ります。現代科学ではそのリスクから長期の断食は推奨されてません。そのかわりに後述しますが継続的な断食が医学的にも注目されています。
どこからエネルギーは来るのか
1~2日断食をすると、筋肉からグルコースが生成されます。さらに続けると代謝に変化し、脂肪から脂肪酸が作られます。断食して3日程たつと肝臓において脂肪酸などを分解してケトンが生成されるようになります。

最初に筋肉からグルコース、次に脂肪から脂肪酸、最後に肝臓で脂肪酸を分解しケトン、を順次生成してエネルギーに変えます。ですから最初は筋肉が減少し、次に脂肪が減少していきます。

本来は体や脳、神経組織は新陳代謝のためにブドウ糖が必要です。これを食物から摂取するのですが、断食をするとエネルギー源が変わります。これが食べなくても死なないメカニズムです。
回復食は専門的な知識が必要
断食終了後は、断食を行った日数と同じ日数をかけて回復食を食べるのが推奨されます。回復食は専門的な知識を必要とし個人では難しいので、断食道場やファスティングホテルなど日本でも見られるようになりました。

数日の断食においても、意識がすっきりして来たり、五感が敏感になったりするなどの覚醒効果があるとされます。空腹による幻覚の効果とも考えられています。
おすすめの継続的な断食
短期間の断食を繰り返す継続的な断食は科学的にも良いことが証明され、ダイエット効果や長寿効果があるとされます。現在では3日に1日の断食、つまり2日は普通に食べて、1日断食するのが1番効果的とされます。
断食

デメリット
・低血糖症、髪が薄くなる, 不整脈、腎不全、拒食症などが挙げられます。
・エネルギーの不足から体が枯渇状態になり、リバウンドが起こりやすい。
・医学的には三食バランスよくたべた方がよい。
メリット
癌のリスクの減少、心血管疾患、糖尿病、インスリン耐性、免疫の異状に有効とされます。

長期の断食は健康な体、専門的な知識が必要です。医師との相談の上に断食をされることをおすすめします。断食をされる場合は必ずご自身で判断し、責任をもって断食を行ってください。
外部リンク

http://en.wikipedia.org/wiki/Fasting
http://diet.lovetoknow.com/wiki/Category:Fasting_and_Detox_Diets

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