第2回目
前回は、お笑い芸人オードリーのツッコミ担当若林正恭のダイエット・リバウンドについての考えを紹介したのだが、今回はダイエットと切っても切り離せない悩みを解決した女優でタレントで実業家の顔も持つ釈由美子の
ダイエットについての心持ちを紹介しょう。
それは、自身のオフィシャルブログに寄せられたダイエットや恋愛についての相談の返答で垣間見えたものだ。
追い詰めては、ならぬ!
ダイエットについてまず一言、
なせば成る為さねば成らぬ何事もと綴り始めた、そしてダイエットの方法は人それぞれで、結果が出るまで持続することの難しさも説いている。そして釈由美子が考えるダイエット・恋愛の精神論については以下の通りだ。
ダイエットも恋愛も
我慢しすぎたり
無理しすぎたり
こころや体が
壊れちゃうほど
頑張るものではありません
“ままならない”
自分の未熟さ
不完全さを
見つめることができる、
いい勉強だと捉えて
心地よく
HAPPYでいられるよう
心と身体の調和をとりながら
夢と愛の折り合いを
つけてみてください
(引用部分 2012年3月31日 オフィシャルブログより)
苦しみを乗り越えた彼女だから辿り着いた答え
この言葉の裏には、釈自身もダイエットに苦しみ、自分に自信を持てずに、がむしゃらに走った過去があったからこそなのだ。その当時の様子を、「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)内で詳しく話していた。
20歳を過ぎた頃から主演のドラマや映画の主演を任せられるなど仕事に恵まれていたのだが、それと同時に、その分のプレッシャーが、彼女にあまりにも重くのしかかってしまっていたという。それを埋めるように痩せることに価値を見出し、ダイエットを過剰に行ってしまったのだ。
「自分に自信が無くて、“とにかく痩せなきゃ、痩せなきゃ”そればかり考えていました。」
「お菓子のミントの粒ばかり、食べていた時もありました。」
(引用部分 Techinsight Japan)
さらには、食事をすることに罪悪感を持ち、一切食事を取らず、コンビニでパンやスイーツを山ほど買い、自宅で泣きながら食べていたというのだ。食べては後悔するがまた食べる。そんなループから抜け出せず、20代は、心も体もボロボロになっていたという。
しかし、30代に突入した時に、これではダメだと奮起し、一から自分を見つめ直し、20代で抱えた摂食障害のような症状を克服していったという。自分自身を見つめ直し、自信を取り戻したのだろう。この事は、2010年10月26日付けのブログでも、ダイエットを始めるきっかけは、シンプルである。しかし、その根底には“自信がない”ということが隠れているのだ。と自身の体験からも分析しているのだ。そして、健康的に問題がない限り
ストイックに自分を追い詰めるダイエットはやめて欲しい。などとも呼びかけていた。
こうして障害を乗り越え、33歳になった今の釈のこの言葉は、悩みを抱えている方の心にやさしく寄り添い、同じような悩みにさいなまれている方に、なんらかの形で響く言葉なのではないだろうか。
今、ダイエットという行為に追い込められ、苦しんでいる方に、この言葉が届くことを祈ろう。【関連記事】
芸能人のダイエット談~ぱぁと1~
釈由美子 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/yumiko-shaku/entry-11209455688.htmlShaku diary
http://shaku.fc.yahoo.co.jp/6/207/Techinsight Japan livedoorニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/4904882/