タイムスリップしてみよう!
ダイエットにお金をかけずに実行する方法を今回紹介。時代を遡り「江戸時代」からみる私生活・食生活などを今の時代に置き換えトライしてみよう。
(image photo:
A Miniature Tokyo Street of Edo Era By Yoshikazu Takada)
私生活。食生活。遊女のダイエット法
少し前に「江戸時代ダイエット」が密かに流行ったのだが、その背景には、生活と便利機械が密接に関わっているが故の運動不足により生まれたダイエット法といえそうだ。内容は、例えば家事の場合、掃除機を使わずに雑巾がけをする。など出来るだけ機械に
頼らず生活を送るというスタイルだったのだ。
この方法で-1、2㎏減るのはざらだという。それだけ今の時代は、私生活に置いての運動量が減ってきているという証なのだ。しかしそれ以上に、ジムなどで自ら運動を行うという運動習慣は生まれたのだが、やはり生活の中で運動量を増やす方が手軽な運動として、
習慣化しやすいのではないだろうか。
次は、食についてだ。江戸っ子は、三白(さんぱく)と呼ばれる(大根、豆腐、白米)を好んで食したのだ。その中でも白米は
腹持ちが良いのでお腹が空きにくいということになるだろう。食事の量は、質素である家庭も多く腹八分目は当たり前だったのだ。食から見るダイエット法は、炭水化物を抜くダイエットは避けたほうがベターとなるだろう。
誘惑や便利が溢れている現代で、上記を置き換えるなら、機械になるべく頼らず、食事は何かを抜く方法ではなく、まんべんなく腹八分目を心がけるという事が
フリーダイエットを行う上で重要なポイントといえそうだ。
余談だが、江戸時代に栄えた吉原遊廓の遊女は、お客を掴むためにも、美に相当ストイックであったという。井原西鶴(いはらさいかく)の処女作『好色一代男(こうしょくいちだいおとこ)』に当時(江戸時代前期)の遊女のダイエットの様子が綴られた文があったという。
「かほはゆげむしたて、手に指をかねささせ、足には革踏をはかせながら寝させて、髪はさねかづらの雫にすきなし、身はあらひ粉たやさず、二度の喰物」
意味合いは?
顔は湯気で蒸して手入れし、指には金の筒をはめ、足には革の足袋をはいて、指や足が太らないようにしていた。さらに、髪の毛は、さねかずらの汁ですき、体をヌカ袋で磨いて、食事は二度に制限していいた。
(引用部分 江戸散歩)
おそらく未来永劫、ダイエットがなくなる時代はなさそうだ。
生活ダイエット
http://www.foppsu.org/21_1.html江戸の三白
http://www.geocities.jp/koyanagimeijin/2005-1.html好色一代男 Wikipedia
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%BD%E8%89%B2%E4%B8%80%E4%BB%A3%E7%94%B7#section_3江戸散歩 江戸時代
http://wishpafupafu.blog110.fc2.com/category0-3.html吉原遊廓 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E5%8E%9F%E9%81%8A%E5%BB%93